重度精神遅滞で障害基礎年金1級、年間約102万円を受給することができたケース

2024年10月15日

相談者

印西市・男性(60代・無職)

相談時の相談者様の状況

義理のお姉さまからの相談でした。
ご本人は会話も皆無でニコニコしているだけでした。

これまではご両親の年金等で生活ができていました。
また、外部との接触もほとんどなかったため、埋もれていた案件です。

相談から請求までのサポート

ご両親のサポートが得られなくなり、実兄も他界されてしまい途方に暮れていた義理のお姉さまから相談。

上記の事情から療育手帳(精神の福祉手帳)の取得から始めました。
また、小学校の通信簿等が残っていたため、いくつかの客観的証明できるものを用意し請求手続きをしました。

結果

障害基礎年金1級、年間約102万円を受給することができました。

このようなケースは散見されます。
知的障害を受け入れないご両親が他界して、取り残されたご本人が苦労することです。
今回は通信簿等の客観的な資料があったので認めてもらうことができました。
しかし、多くのケースでは過去のネガティブな書類等を破棄されてしまっています。

そういった意味では今回のケースは幸運でした。