軽度精神遅滞で障害基礎年金2級、年間約78万円を認定日請求できたケース

2022年5月13日

相談者

印旛郡栄町・男性(20代/会社員)

相談時の相談者様の状況

面談は20歳の誕生日の約4ヵ月前に親御様とさせていただきました。

ご本人は特別支援学校卒業後、地元の工場で障害者枠で勤務中でした。

相談から請求までのサポート

軽度精神遅滞で療育手帳はB2(全IQ60台後半)の方。

一般的には療育手帳B2の方の場合、障害基礎年金2級は認められにくいとしばしば耳にします。
確かにIQだけで判断した場合、不支給となってしまうことも十分に考えられます。
そこでIQについてだけでなく、コミュニケーション能力や勤務先での様子等の詳細をまとめた資料を用意いたしました。
病院側も用意した資料と診察・面談をもとに診断書を作成していただけました。

結果

障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。

二十歳前障害の方の場合で知的障害の方など二十歳の誕生日が障害認定日となる方の場合は特例があります。
それは障害の状態についての現症日(医師の診察・ヒアリング日)は誕生日の3ヶ月前からでも大丈夫という点です。
実際、本件の現症日は誕生日の2ヵ月前でした。

早期に診断書を取得することでその他の資料等の準備や年金事務所の予約手続き等は遅れることなく順調に出来ました。