統合失調症で障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できたケース
2021年7月15日
相談者
成田市・男性(40代/無職)相談時の相談者様の状況
約20年前の大学生のときに発病。その後、軽快と悪化を繰り返していましたが昨年には被害妄想が強くなり警察沙汰になることもありました。
再就職を目指しておりましたが、当時はそのような状態ではなく障害年金の請求を選択しました。
相談から請求までのサポート
初診が約20年前と非常に古かったため初診日の特定・証明に問題がありました。最初の病院にはすでにカルテ等は残されておらず、二番目の病院に照会したところ最初の病院からの紹介状がありました。
そこには平成14年5月初診と記載されておりました。
ところが、診断書作成の病院のカルテには初診は平成14年の8月と記載があり、初診日が特定できない事態でした。
しかしながら、紹介状にもカルテにも初診はA病院と記載されていたことから病院は同一であることは間違いありません。
そこで、月は違うが初診の病院と年は同一で、その間の保険料納付要件はクリアしている旨の申立書を作成し請求しました。
結果
障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。初診日に関する申立書も認めてもらうことができ、特に申立後の調査や追加資料の提出も求められることもありませんでした。
申し立てまでは骨を折りましたが、審査はスムーズに進み良い結果を得ることができ一安心でした。