統合失調症で障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できたケース

2020年10月15日

相談者

印西市・女性(40代/無職)

相談時の相談者様の状況

 ご本人は医療保護により入院されていたため、ご両親と面談させていただきました。
初診から15年以上経過していた案件。しかも、自ら通院を中断していた期間が長くその間に病状は悪化しておりました。

相談から請求までのサポート

 初診の証明に尽きる案件でした。初診は15年以上前に通院した婦人科の病院です。
もちろん病院にカルテ等はありませんでした。幸いにも、当時の初診日記載の診察券がありましたが婦人科の診察券のみで精神疾患の初診を証明するのは困難です。
 そこで2番目の精神科の病院にダメもとでアタックし、事情を説明し何かしらの資料が残っていないか調べてもらったところカルテ等はないものの、当時の来院簿に初診の婦人科からの紹介との旨が記載されているとのことでした。
病院にお願いし、婦人科からの紹介により受診した旨の証明書を発行していただきました。
 この証明書を突破口に請求手続きまでたどり着くことができました。

結果

障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。

ご本人は施設に入所のうえ、就労を希望されておりました。無事にことが進むことを願います。