特発性血小板減少性紫斑病で障害厚生年金3級、年間約59万円を受給できたケース

2019年9月13日

相談者

八千代市・女性(50代/会社員)

相談時の相談者様の状況

面談をさせていただいたのは、昨年の5月でした。
お会いした時の第一印象はどこが調子が悪いのか?正直わかりませんでした。
発病されたのも25年近く前でその間、ご家族の仕事の関係で地方の病院等にも転院をされていました。
障害年金についても直前までご存じでなかったようでした。

相談から請求までのサポート

何よりも病歴が長いことが苦労しました。病歴書を作成するにあたって約25年の通院歴や当時の病状について綿密に確認しました。
各病院のカルテを開示請求も検討しましたが、すでに破棄されている病院も多く地道な作業が続きました。
唯一、幸運だったのが初診の病院と現在の病院が同じ病院で、頭と尻尾を抑えることができたことです。
また、診断書を作成していただくにあたり、自覚症状や身体症状についてより具体的な内容でドクターに理解してらえるよう資料を作成しました。

結果

障害厚生年金3級、年間約59万円を受給できました。


血液の障害はなかなか障害年金がもらいにくい現実があります。
なぜかは、血液の病気は投薬治療である程度まで抑え込むことができるからです。
よって、血液検査をしても投薬中の安定した数字が診断書に記入されてしまいます。
今回は自覚症状や身体症状、お仕事の内容、通勤も苦労が絶えないことなどを事細かく記入したことが功を奏したと思われます。