中等度精神遅滞で障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できたケース 2019年9月13日 相談者 佐倉市・女性(20代/障害者枠パート) 相談時の相談者様の状況 相談施設からの協力依頼で対応させていただきました。 ご本人とお母様と一緒に面談をしました。 特別支援学校を卒業後、大手スーパーマーケットに障害者枠でパート入社していました。 そこで、職場の事や日常生活でのできること、できないことなどを細かく確認させていただきました。 相談から請求までのサポート スーパーマーケットに就職したものの当初はレジ担当を任されたところ、レジ打ちが困難であることが判明。 また、見た目は健常者ですのでお客様は障害に気付かないことで苦労が絶えなかったようです。 職場の理解があり、品出し業務に配置換えをしたところ問題なく、無事お仕事を続けることができるようになりました。 障害年金を請求するにあたり、療育手帳取得時の知能検査の結果を取り寄せたところ、”軽度”ではなく”中等度”の精神遅滞であることが判明し、その旨の資料を作成して心療内科のドクターに診断書の作成を依頼しました。 結果 障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できました。 中等度精神遅滞で就労を続けているのは、すばらしいことです。 ご本人、お母様ともに明るい性格でいらしゃり無事にお仕事ができていることに安堵しました。 周囲の方の理解や協力があればこその、今だと思います。 « 特発性血小板減少性紫斑病で障害厚生年金3級、年間約59万円を受給できたケース 統合失調症で障害基礎年金2級、約2年の遡及請求で約169万円を受給できたケース » 事例一覧に戻る