軽度精神遅滞で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース 2017年12月15日 相談者 千葉市・女性(20代/無職) 相談時の相談者様の状況 障がい者のお母さまからの相談がきっかけでした。特別支援学校を卒業し障害者枠で就職したものの数カ月で退職。今は職業訓練学校に通所している状況でした。もともと障害者支援施設で障害年金の請求をしようとしたところ、実態とそぐわない内容の診断書が作成されたためサポートしてほしいとの依頼があり受任しました。電車の乗り換えが出来ない、本来買うことのできない高額商品を手に入れている等、問題行動等が散見しました。 相談から請求までのサポート 療育手帳は持っていたものの、IQなどの詳細がわからない状態でしたので①資料の取り寄せ、②定期通院を必要としない精神遅滞を取り扱うクリニックを探すところから始まりました。多くの大学病院は知的障害についても診察はしてくれるものの、今回の診断書作成を機に定期的な通院を要求してくるところが多く、また本来、治療の必要のない精神遅滞の短期通院を受け入れたがらない病院は数多くありました。幸いにも快く受け入れていただけるクリニックと出会えることが出来、手続きもスムーズに進みました。 結果 障害基礎年金2級(年金支給額約78万円)を取得しました。 « 双極性感情障害で障害厚生年金3級を取得、年間約58万円を受給できたケース うつ病とアルコール依存症で障害厚生年金2級を取得、年間約156万円を受給できたケース » 事例一覧に戻る