統合失調症で障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できたケース

2022年11月15日

相談者

印西市・女性(40代/無職)

相談時の相談者様の状況

発病から20年以上経過。
面談時も質問を理解することも困難。面談中も突然笑いだすなどの状態であるが病状は残遺状態とのことでした。

認知症の母親がおぼろげな記憶を辿るように答えていただきました。

相談から請求までのサポート

ご家族は母親だけでした。
当初は母親のデイサービス等の支援目的だった支援員の機転で弊所に連絡がありました。

母親は障害年金の制度や手続きはまったくわからず、概ねわたくしに一括委任でした。
初診が非常に古く、初診の証明ができるか否か?
また、初診から1年6ヶ月時点での認定日請求が可能なのかがポイントとなりました。

幸いにも初診日を証明できるカルテは残っていたものの、診断書作成に耐えうる内容は残っておりませんでした。

結果

障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。

障害年金が決定してからも年金機構からの通知等を紛失してしまう等、最後まで苦労が絶えない案件でした。
しかしながら、支援員のご協力もあり無事に手続きを済ませることができ一安心です。