うつ病で障害基礎年金2級、年間約101万円を受給できたケース

2022年4月15日

相談者

佐倉市・女性(20代/無職)

相談時の相談者様の状況

病歴は10年以上で家事と育児の両立も困難。
ヘルパーによる生活支援が必要な状況でした。

相談から請求までのサポート

約2年半前に請求手続きをしましたが、不支給でした。
今回、ご本人から再度手続きをしたいとのご連絡がありサポートさせていただきました。

前回と病状はさほど変わらないものの、大きな違いがあります。それは就労状況です。
2年半前は請求の前後に就労(実際にはほとんど勤務できていない)していたことです。
20歳前が初診だった場合、所得証明を提出する必要があります。また、審査の際に直近の就労状況等も材料になります。
2年半前は前年にパート歴や審査期間中に勤務はできていないものの就職した状況でした。

今回は完全に無職の状態でしたので、そこが支給と不支給の分かれ目だったと思われます。

結果

障害基礎年金2級、年間約101万円を受給することができました。

精神疾患での障害年金の請求の場合、就労状況は大きなポイントになります。
目の前の生活のために、実際には長期間就労できないにもかかわらず無理をして就労することで、不支給となりがちです。

審査する側は提出した書類と所得証明、社会保険の加入状況等だけで判断させてしまうと個人的には思っております。

今回は無事に認められることができてホッとしております。