~間違った知識、不適切な対応・案内~

2021年6月17日

最近は人工透析を受けられている方からのご依頼が増えております。

そこで多くぶち当たる問題。

1.診断書の誤記入

2.不適切な対応・案内

上記2点ばっかりです(がっかりです)

 

人工透析を開始されても、大半の病院は障害年金についての案内はないそうです。

理由として、病院は治療する場所であり、障害年金のことまでは積極的に関与しないスタンスです。

また、診断書等についても勉強不足から誤った内容を記入されてしまうことが散見されます。

 

社労士は依頼人の利益を守るため、より完璧な診断書を求めます。

しかし、病院側は「今まで同じように記入してきた」、「患者からはそのような指摘を受けてない」

との回答が殆ど。

 

当たり前です。患者側とすれば病院との関係を悪化させたくないという心理が働きます。

これまでも誤記入等で不支給となってしまい、何年も黙っていた方からの相談を受けました。

そのことを知り、「なんで言ってくれなかったのか」と。いやいや、あとの祭りです。

 

不適切な対応・案内も同様です。

患者側は作成された診断書に間違いがあるとはゆめゆめ思わないでしょう。

実際、診断書の入った封筒は開封厳禁と㊞をされていることもあります。

その診断書を提出し不備を指摘されても、病院に説明できない結果、対応できずに諦めてしまう。

もしくはそのまま手続きを続行し不支給もしくは却下なんてことも。

かといっても、別の手段等を役所は案内してないこともしばしば(残念ながらこれが現実)。

 

こうして障害年金を受給できない方が多くいるのも現実。

そのようなことがないよう最善を尽くすのが、わたしの仕事です。

怒りボヤキのきょうこのごろです。