年金事務所・役所は受付だけ
「そもそも社労士に頼まなくても、年金事務所や役所に聞いて、自分で手続きすればよいのでは?」と思いますよね。
確かに、そう思われるのが自然です。しかし、年金事務所や役所は、障害年金に不慣れな方がとても多いのが現状です。
「役所の見落としで診断書の訂正だけで2回も病院に行かされた」、
「年金事務所で指示された添付書類に誤りがあった」、
「年金事務所と役所の言っていることが違う」など、
障害年金の手続きに対する苦情が少なからずあります。
年金事務所や役所が障害年金を苦手としている理由は、「障害年金は他の年金に比べて圧倒的に件数が少ない割には高い専門性が求められる」という特徴があるからです。
障害年金はありとあらゆる傷病が対象ですから、提出書類も複雑です。
診断書だけでも8種類ありますし、家族構成によって添付書類も変わります。
一見すると、「案内して受け付けるだけ」というように見えます。
とても手取り足取りアドバイスしてくれないのが、障害年金相談窓口の現状です。
その場に、一素人であるあなたが行ったらどうなるでしょう?
たぶん、「何を言っているんだろう」と思っているうちに時間終了…
心が折れます…手続きを諦めてしまう方も少なくありません。
障害年金の種類
障害年金には国民年金の障害基礎年金と厚生年金の障害厚生年金があります。
これらはその障害の原因となった病気やケガについての初診日にどの年金制度に加入していたかで申請できる障害年金の種類が異なります。
ご自身がどの年金を受給できるのか、また、どの年金を申請できるのかをご確認ください。