脳性麻痺による左片麻痺で障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できたケース

2021年2月15日

相談者

山武郡・女性(40代/無職)

相談時の相談者様の状況

脳性麻痺による左上下肢の運動麻痺があり、歩く状態でした際は杖が必要な状態でした。

相談から請求までのサポート

お話をお伺いすると年々、左上下肢の運動障害が悪化し、大学病院ではまともに取り合ってくれなかったそうです。
たまたま、その場に居合わせた非常勤のDrが声を掛けてくださり、積極的な治療を受けることができました。

障害年金についてもDrの理解があり、弊所に連絡をいただきました。
面談の際に、知的障害についても疑われたので精密検査を勧め、肢体と知的障害の二段構えでの請求を検討しました。

結果

障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。

大学病院は少なからず、成人になった脳性麻痺患者や知的障害患者に対し冷たい対応をすることが見られます。
理由は小児期であれば、その後の治療等による経過を治験として見られます。
大人の患者の場合は症状が固定し、積極的な治療等に向いていないという病院サイドの事情かと思われます。

今回はたまたま居合わせたDrが相談者の将来を変えてくださったと思います。