双極性感情障害で障害厚生年金2級、年間約123万円を受給できたケース

2020年1月15日

相談者

茂原市・男性(40代/無職)

相談時の相談者様の状況

5年以上前に職場でのストレスから発病。 最初の病院に継続して通院したが出されていたお薬は一貫して1種類1錠のみの状態でした。 面談当時は躁状態がみられ、必要のないものをいくつも購入しておりました。

相談から請求までのサポート

 まず最初に確認したのはご本人の通院歴や治療内容についてでした。 通院当初から一貫して同じお薬を1錠だけ出されていたことに違和感を感じ、ご本人に確認したところお医者様が処方した薬を服用していれば、いづれ効果が出るのであろうと思っていたとのこと。病状やお薬の内容に疑問がありましたので、別の病院への転院を提案してみました。  結果は病名が双極性感情障害、お薬についても種類・量ともに変更・増量となりました。数か月の通院後、症状は改善したものの労働能力や日常生活にも支障が残っていたため障害年金の請求に至りました。

結果

障害厚生年金2級、年間約123万円を受給できました。 今回は最初に通院していたドクターの対応に問題があると言わざるを得ない内容でした。5年も通院し、症状も変化・悪化しているにも関わらず、全く手を加えていないことが全てを物語っています。お薬は何種類もあり、効果が無ければ別のものに代えたり、量を増やすなりするのが当然です。そういったことがないことで症状の悪化、長期化してしまったのがこのような状況を生んでしまいました。 精神疾患の方は処方してもらったお薬が自分の体調にどのような変化があって、自分に合っているかどうかを診察の際に伝えるべきです。意外と効果がない、副作用が強いのにそのまま服用し続けている方が多いのが現実です。